修理事例紹介:ヴィンテージフロアランプ3灯|藤沢のアンティークショップ|

修理

こんにちは。

昨夜の地震は神奈川にしては結構揺れました。お店の商品達はもちろん無事です。たまにお客様から

「照明がこれだけ吊ってあると、地震の時怖いね!」

なんて言われますが、特にそんなことはありません。

同じ方向に揺れて器具同士が当たることはありませんし、重さに合わせてチェーンなどの荷重を請け負うパーツは新品に交換しているからです。

なのでその辺を心配されている方はご安心頂きたいですね。


さて本日は修理事例が溜まってきているので、その紹介をしていきたいと思います!

依頼のあったヴィンテージフロアランプ 3灯の修理例です。

アメリカでよく見かけるタイプのアメリカンヴィンテージランプです。

50〜60年代くらいのものでしょう。

今回は電気が点かなくなったとの理由で、店頭までお持ち込み頂きました。

上の写真も含めて、劣化部分はこの状態。

コードは露出、断線、劣化。ソケットは長年の使用により、埃が周りに溜まっています。

電気が点かない主な原因はコードの断線でした。

コード、プラグ交換。ソケットはスイッチとの一体タイプでスイッチの回す部分が当店で用意のある現行品と形が異なります。

この黒い部分ですね。

口金はE26。

この黒い回す部分は出来れば変えたくないとのことで、ソケットが生きていればソケットはそのまま利用する事に。

結果、通電確認できたのでクリーニングしてそのまま使用することに決定しました。

※お客様にも説明済みですが、部分的に通電パーツを再利用することはリスクも伴います。そのパーツがいつ破損するかわからないので、修理しなければならないタイミングが早まる可能性があるからです。

取り外してクリーニングを行うとこのように。

全ての写真を載せると多いので、インスタグラムにも載せた動画をここに。

一度全てを分解して、クリーニング可能な部分は綺麗にしています。

古い照明を修理、新たな形にして、また永く愛されて使われていくのは嬉しいものです。

今の照明には無いこだわりや形がインテリア空間をより一層良いものに変えてくれます。

今回もお客様のご好意もあり紹介させて頂きました、ありがとうございます!


最近修理依頼が増えてきています。

今までは予約無しでの対応も行っていたのですが、当面は修理お持込の際はご予約の上お持ち込み下さい。

私が在店していない場合もあり、持ってきて頂いても対応できない事もございます。

ご面倒ではありますが、1件1件しっかり対応したいのでよろしくお願い致します!

今後も様々な修理事例を紹介していき、修理で困ったお客様に繋がると嬉しいです!

それではまた。

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